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by urc-urg
| 2009-06-18 22:23
紫の色を絵画において使うのは非常に「難しい」といわれています。
このように、絵画において「難しい」といわれているものについて僕はいつも疑問を感じています。
確かにこの場合においての「難しい」とは色合いの組み合わせにおいてで、その辺はわかる気もするのですが、それは技術においてでもある、例えばマチエールだとか重ね塗りだとかというものに関してあまり意味を感じないのも事実です。
「難しい」というのはなんだか嫉妬深いというか、幅を狭めてしまうというか、「芸術」というものとは程遠いような気がしてなりません。
あえてこのような「難しい」だとか「悪趣味」だとか言われているものに挑むということが本質的だと考えます。
人の「見方」というのは曖昧なもので、この絵も自分自身、「洗練」された色調だとか構図だとか微塵も感じませんが、ぐだぐだと偏屈と思われそうな理屈を「感じて」描くというのはなかなか価値のあるものかも知れんと思うこの頃です。
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by urc-urg
| 2009-06-13 21:46
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by urc-urg
| 2009-06-10 22:02
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by urc-urg
| 2009-06-07 21:35